新旧打継用エポキシ系接着剤
ERボンド#55
エレホン・化成工業(株)
あらゆる面に接着する水希釈型変性エポキシ樹脂接着剤
ERボンド#55 1.2㎏セット @6,110円(税込) 施工面積 8㎡(0.15㎏/㎡)
ERボンド#55 3.6㎏セット @15,480円(税込) 施工面積 24㎡(0.15㎏/㎡)
ERボンド#55 18㎏セット @63,880円(税込) 施工面積 120㎡(0.15㎏/㎡)
エレホン・ERボンド#55は、コンクリート・モルタル・樹脂塗装剤等への打継ぎに使用するエポキシ系接着材(水希釈型)です。湿潤・乾燥面のいずれにもすばらいしい性能を発揮し、弊社特殊セメントと下地を強固に接着します。他のエポキシ系接着剤と異なり、水希釈する為、刷毛、ローラーで容易に塗布できます。
[ERボンド#55の用途]
■RC構造物補修時の断面修復材のプライマーとして
■工場床・厨房床・ガソリンスタンド床改修時のモルタル、コンクリートの打継ぎ用接着剤に
[ERボンド#55の配合及び材料使用量]
※1 積算使用量に水は含まれていません。不陸が多いほど必要量が増加します。水を含んだ場合は、0.200~0.267kg/㎡(水比2)、0.225~0.3kg/㎡(水比3)
[混合方法]
1. 主剤 5と2~3(※2)を混合撹拌する。(混合比)
2. 次に硬化剤 1を加え、再度混合撹拌する。混合後の可使時間は夏期で1時間以内、冬期で2時間以内です。
(※2 水が多いほど粘りが大きくなります。施工箇所や施工部位に応じて調整してご使用ください。)
[施工要領]
1. 下地処理
接着不良を防止するために、十分な清掃を行って下さい。 下地の劣化(レイタンス、脆弱部)や汚れ(コケ、油、樹脂汚れ)に応じて高圧水洗(12MPa以上推奨)、洗浄液、ディスクグラインダー、バーナー等を用いて健全面を洗い流してください。水洗後の水溜まりは十分に拭き取ってください。
2. ERボンド#55塗布
上記配合で混合したERボンド#55を刷毛やローラーを用いて塗布して下さい。
3. 上塗材(モルタル)塗布
ERボンド#55塗布後、タック(糸を引く状態)を確認し、硬化(乾燥)しない間にモルタルを塗布して下さい。塗り継ぎの際、下層モルタルが硬化した場合は再度塗布して下さい。その他詳細は、上塗材の施工要領を参照ください。
(タック発生の目安は塗布後、夏期で5分~20分、冬期で15分~30分です。気象条件の気温・直射日光・風により変わりますので注意してください。)
試験方法:20℃の試験室にて、24時間水中に浸漬したコンクリート平板の表面を拭き、ERボンド#55を塗布しタックを確認後、上記モルタルを10mm塗布したものを水中養生試験体とした。所定の材齢まで水中養生し、付着試験前日に試験体表層を乾かし、付着試験を行った。
注)上記は、メーカー様実験室で試験を行った結果であり、品質保証値ではありません。
使用上の注意
●ご使用に際してはSDS(安全データシート)をよく読み、取り扱いには十分注意して下さい。
●取り扱い時には適切な保護具(ゴム手袋、保護衣、ゴーグル等)を着用下さい。
●製品は火気厳禁です。また、使用中は換気を行って下さい。
●主剤、硬化剤混合後は可使時間内に使用して下さい。一度混ぜたものは保存できません。
●混合物をIPA(イソプロピルアルコール)で希釈することができます。IPA希釈によりタック発生時間が早くなります。標準的な希釈方法の割合は、主剤5・硬化剤1・水2・IPA2となります。
※IPAの取り扱いには十分注意して下さい。
●施工・養生中に5℃以下になることが考えられる場合は、採暖を行い施工・養生温度を5℃以上に保って下さい。
●内容物の河川流出等環境への放出は避けて下さい。
●使用後は栓をし、通期の良い場所で保管して下さい。
●練り水は水道水水質と同等のものを使用して下さい。
●廃棄する場合は、許可を受けた産業廃棄物処理業者に委託して下さい。
●エレホン
フィックスLS、
TS、ZS、
スピリットシリーズ、AD-2等は、ERボンド#55が専用接着剤となっています。ERボンド#55は、エレホン・化成工業(株)製モルタル材料に最適化された接着剤です。エレホン・化成工業(株)製品以外のセメント系モルタル材料にも使用可能ですが、確認試験を行った上で御使用をお勧めいたします。